「炊飯器って本当に必要?」
そんなふうに感じたのは、引っ越しを機にものを減らそうと決意した時でした。
我が家では、キャンプ道具として使っていた「メスティン」を日常の炊飯に取り入れたことで、炊飯器を手放す決断ができました。
スペースも節約できて、見た目もスッキリ。しかも、意外と簡単に美味しくご飯が炊けるんです。
今回は、実際の炊き方やメスティン生活の工夫についてご紹介します。
炊飯器を手放したきっかけ
1年以上前、引っ越しを機に「ものを減らす」ことが課題となりました。
新居の広さは以前の住まいの半分以下。そこで、代用できるものがある場合は使用頻度と使い勝手を比較し、手放すかどうかを決めました。
ちょうどその頃、家族の食事スタイルも変化し、大量にご飯を炊くことが少なくなったこともあって、夫がキャンプ用に持っていたtrangia(トランギア)の「メスティン」で炊くようになっていました。
試してみると、意外と簡単に美味しく炊けて、省スペース。結果的に炊飯器は手放すことに。
ちなみに、手放した炊飯器は息子夫婦の家で第二の人生(?)を歩んでいます。
メスティンってどんな道具?

メスティンとは、アルミ製のシンプルなクッカーで、主にキャンプ道具として人気のアイテム。
軽くて扱いやすく、熱伝導も良いため、ご飯を炊くのにとても向いています。
サイズはスモールとラージの2種類。我が家には両方ありますが、今回はラージサイズをご紹介いたします。
気になる方は下記のリンクからチェックしてみてください👇
メスティンでの炊飯方法(2合・3合)
▶ 2合炊きの手順
材料

- 米:2合
- 水:内側にある丸い金具の真ん中あたりまで
- 重し(蓋の浮き防止用。鍋やボウルに水を入れると良い)
炊き方
- 米を洗って水に浸す。
- 蓋の上に重しをのせ、中火で加熱(パロマPA-A93WCH-Rの場合レバーは炊飯印のあたり)。
- 沸騰してふきこぼれが始まったら弱火で10分。
- 蓋を開けて確認。余分な水分があれば強火で10秒。
- 蓋をして火を止め、タオルで包み、逆さにして10分蒸らす。
- 軽く混ぜて出来上がり♪
▶ 3合炊きの手順
材料

- 米:3合
- 水:蓋のラインあたりまで
- 重し(蓋の浮き防止用。鍋やボウルに水を入れると良い)
炊き方
- 米を洗って水に浸す。
- 蓋の上に重しをのせ、中火よりやや強めで加熱開始。
- 沸騰してきたら、弱火〜中火に調整しながら12分加熱(ふきこぼれが数滴垂れるくらいをキープ)。
- 炊け具合を確認し、仕上げに強火で10秒。
- 蓋をして火を止め、タオルで包み、逆さにして10分蒸らす。
- 蓋をとる
こんなに盛り上がっています♪カステラみたい(^ ^) - 軽く混ぜて出来上がり♪
ご飯の冷凍保存とアレンジ(鮭ご飯)
たくさん炊いた日は、余ったご飯を冷凍保存すると便利。
今回は、北海道の「佐藤水産」で買った鮭のアラ(1パック100円!)を活用して、鮭ご飯にアレンジして冷凍しました。
材料


- 炊きあがったご飯
- 焼いた鮭のアラ
作り方
- 鮭の身を手でほぐす(骨の確認も兼ねて)。
- ご飯を一食分(120〜130g)ずつ保存容器に入れる。
- ご飯の上にほぐした鮭をのせて冷凍。
忙しい時にもすぐ食べられ、鮭おにぎりにも◎です。
メスティン炊飯のメリット・デメリット
実際に使ってみて感じたメリット、デメリットもお伝えしておきます。
◎ メリット
- コンパクトで収納に困らない
- 軽い
- 短時間で炊ける
- 掃除が簡単(使用後、水につけておくと洗いやすい)
- アウトドアでも活用できる
- 洗った後、S字フック等に持ち手(取り外し可能)をパッとかけられ便利
△ デメリット
- 炊飯している間ほったらかしにしておけない
- 火加減にコツがいる
- 大人数にはやや不向き
慣れてしまえば、とっても楽チン♪アレンジ炊飯はまた次の機会にご紹介いたします。
まとめ
炊飯器を手放すなんて考えてもいなかった私ですが、メスティン生活に切り替えてからは炊飯器というモノが一つ減ったことでスペースに余裕ができました。見た目もスッキリ。
「もっとシンプルに暮らしたい」「ミニマルな暮らしがしたい」と思っている方に、おすすめの一案です。
メスティン炊飯、意外とクセになりますよ♪
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