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思い出リメイク!世界でひとつのオリジナルを大事に

暮らし・気付き

思い出が詰まった小さな品たちに気づいて

白い毛糸の帽子で下着入れ

いつものように家事をしているとき、白い毛糸の帽子に目が留まりました。
帽子は本来頭にかぶるものですが、我が家でこの帽子は夫の下着入れとして活躍しています。
伸縮性がちょうどよくて、ぎゅっと詰めてもやさしく受け止めてくれるんです。


今では下着入れとして活躍していますが、実は長男が生まれたときに母が編んでくれたもの。
私は結婚を機に熊本の実家から北海道へ。
知り合いも少なかったので、出産は熊本へ里帰りして迎えることに。

そのとき、母が生まれてくる孫のために編んでくれたのが、この白い毛糸の帽子でした。
長男はあっという間に大きくなり、帽子はサイズアウト。

それでも「捨てられない」気持ちで、ずっとクローゼットの奥に。
転居のときに久しぶりに出てきて、どうにか使えないかと考えほぼ毎日手に触れるものにしたく、今のかたちに落ち着きました。

改めて部屋を見渡してみると、ほかにも子どもたちが小さかったころに使っていたものをリメイクして、今も活躍しているものが意外にあることに気づきました。

転居をきっかけにたくさんの物を手放しましたが、それでも残っている“選ばれしもの”たちをご紹介いたします。


赤ちゃんカーディガンで暖かアイテム

もうひとつ母の手編みのものでリメイクして活躍しているのが赤ちゃん用のカーディガン。
その小さな袖部分だけを取り外して、私はハンドウォーマーやレッグウォーマーとして使っています。

冷え込む季節、手首や足元がほんのりあたたかいと、気持ちまでふんわり落ち着きます。
思い出のものだし捨てるのもったいない・・・その気持ちから生まれたものです。
思い出があるから、なおさら手放せないんですよね。


ロンパース・カバーオールでお弁当袋と水筒入れ

子ども服ってすぐに小さくなってしまいます。
特にお気に入りだった服は、処分するのもなんだかもったいない。
そんな時に考えたもので、今も使っている2つのリメイクアイテムをご紹介します。

ひとつめはこちらのリメイクお弁当袋。↓




いちご柄の生地に青と白のギンガムチェックの縁取りがついたロンパース。
それを、幼稚園のお弁当袋にリメイクしました。
縁取りも活かしたくて、紐に再利用。
飾りボタンも付けて、思い出ごと詰め込んだお弁当袋が完成しました。



もうひとつはこちらの水筒入れ

これもお気に入りだったカバーオールを使って水筒入れに。
ヒモは家にあったもの。
ミシンはないので、手縫いでちくちく。
あるもので工夫する時間が、なんだか楽しくて心がほっこりします。


ちくちく手縫いの温かさは、この世でひとつだけ

水筒入れを縫ったときに使ったのは、刺し子糸
私はこのちくちくとした縫い目が好きなんです。

ちょっと歪んでいたり、均等じゃなかったりしても、それが「世界に一つの味わい」になってくれる気がして。
この糸は今でも裁縫箱の中にあって、必要なときに取り出して使っています。

糸がぐちゃぐちゃに絡まっているように見えても、一本取ってスッと引き出せばきれいにスルスル出てくるのも、ちょっとした楽しみです。

おわりに

「捨てる」「買う」を判断するのは自分自身。
その基準を持っていると、モノとの付き合い方がぐっとラクになる気がします。

新しいものが必要になった時には「今あるもので代用できないかな?」
使わないものが出てきた時には「別の使い道はないかな?」
そんなふうに一度立ち止まって考えてみるのが私の習慣です。

今あるものに目を向けて、思い出を大切にしながら工夫する暮らし。
思い出の品やお気に入りのものが、姿を変えて暮らしの中に溶け込んでいる時、なんとも言えない温もりを感じるのです。


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