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道具ひとつで、ごはん時間が豊かになる

レシピ

炊飯器がない生活って、ちょっと不便そうに思われるかもしれません。
でも実は、我が家には“炊飯器”がありません。

使っているのは、金物好きな夫が選んだ炊飯道具がふたつ。

ひとつは、軽くて扱いやすくアウトドアでも活躍するメスティン。
そしてもうひとつは、ずっしりと重く、存在感のある鋳物ホーロー鍋です。

今回はその鉄鍋――野田琺瑯の「KAMADO(カマド)」でごはんを炊いた日のことをお話しします。

金物好きの夫が選んだずっしり頼もしいお鍋

このごはん鍋、実は夫が再婚前から持っていたもの。

商品名も分からず長らく「鉄鍋」と呼んでいたのですが、ある日ふと思い立って画像検索してみたところ、「野田琺瑯のKAMADO」だと判明しました。

見た目からしてずっしり、手に持つとしっかり重たい。
だけどその重さがどこか安心感につながります。

置いてあるだけで、なんとなく台所が引き締まる気がする。

そんな存在感のある道具です。


きっかけは“半額”のかき飯の素

いつもごはんを炊く時は、軽くて扱いやすいメステインを選んでしまいます。
メスティンの方が出番は多いです。

久しぶりにKAMADOを使おうと思ったきっかけは、スーパーで見つけた冷凍のかき飯の素

なんと2合用が半額の299円!

大ぶりのカキが5つも入っていて、刻んだ野菜もたっぷり。
これは絶対おいしいやつだ、と即購入しました。

でも、我が家は薄味が好みなので、そのまま2合で炊くとちょっと濃いかもしれない…ということで、3合炊きにアレンジすることに。

メスティンでは容量的にあふれそうだったため、久しぶりにKAMADOの出番となりました。


ガスコンロのオート炊飯で簡単調理

このときは、パロマのガスコンロについている「オート炊飯機能」を使用。

材料

  • 米…3合
  • かき飯の素(2合用)…1袋
  • 水(かき飯の素の調味液込み)…600ml

作り方

  1. かき飯の素を冷蔵庫内か流水で解凍しザルで具材と調味液を分ける
  2. 米をとぎ、水気を切ってKAMADOに入れる
  3. 水とかき飯の素の調味液を合わせて入れ、30分以上つけておく
  4. 具材を上に載せ、蓋をする
  5. あとはガスコンロの炊飯オートメニューにおまかせ

火加減もタイマーもコンロ任せ。
自動で炎が大きくなったり小さくなったりを何度か繰り返し。

本当に炊けているかな??

心配だったので炊き上がりから蒸らしに入る時に蓋を開けて中を見てみると、少し水分が残っているような感じがしました。
しかし、オートメニューを信じて再び蓋をかぶせ蒸らし終了を待ちました。

蒸らし時間終了後、蓋を開けてみると

ふっくら香ばしいかき飯が炊きあがっていました!

蒸らし時間もちゃんと計算されているんですね。

お米のひと粒ひと粒に味がしっかり染みていて、大きなカキもぷりぷり。
久しぶりの鉄鍋ごはんに、夫も満足そうでした。

残ったかき飯は、夫の弁当用として一食分ずつ保存容器に入れて冷凍。
忙しい朝のお弁当作りの時短につながります♪

我が家のコンロはパロマ「グランドシェフ」PA-A93WCH-R。
オート炊飯に加え魚の種類や焼き加減を選ぶだけで、自動でちょうど良く焼き上げてくれるオートメニュー機能付きです。

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白米だって、ちゃんとふっくら炊けます

久しぶりに白米もKAMADOで炊きました。
こちらはオート機能ではなく、手動で火加減を調整してみました。

材料

  • 米…3合
  • 水…600ml

作り方

  1. 米をとぎ、水気を切ってKAMADOに入れ、30分以上水につけておく
  2. 蓋を二つして(KAMADOには内側用の蓋もあります)最初は強めの中火で火にかける。
  3. グツグツ沸騰してくる。(上の蓋を取った画像です↓)


    撮影のために内側の蓋も開けてみました。グツグツしています↓
  4. 蓋をした状態で弱火にして13分。
    (撮影のために蓋を開けてみました。少し水分が残っている感じです↓)
  5. 火を止めて10分ほど蒸らせば、ツヤツヤでふっくらとしたごはんの完成です。
    きちんと蒸らされて余分な水分も飛んでいました。


この日は、納豆+半熟ゆで卵+お醤油、さらに炊き立てご飯の誘惑に負けて、明太子おにぎりも作って食べてしまいました。

残ったご飯は、温かいうちに一食分(120〜130g)ずつ保存容器に入れて冷凍。
しばらくは鉄鍋ご飯を楽しめます♪


鉄鍋のちょっとした悩みと、工夫いろいろ

もちろん、いいところばかりではありません。KAMADOはしっかり重たいので、取り出すときや洗うときはちょっと気合いがいります。

我が家では、そんな鉄鍋を棚からスムーズに出せるよう、使わなくなった毛糸の帽子をカバー代わりに活用。鍋の底面を帽子の被り口から入れておくと、引きずっても棚も鍋も傷つきません。

こんなふうに、ちょっとした工夫をしながら、大切に使い続けています。


道具ひとつで、ごはん時間が豊かになる

「ごはんは炊飯器で炊くもの」
そう思っていた頃もありました。でも、こうして別の道具を使うことで、料理がちょっと楽しくなったり、ごはんの時間が特別になったり。

便利な炊飯器はもちろん頼もしい存在だけれど、もしこれから新しく買い換えるなら、こういう選択肢もありますよって、伝えたくなりました。

鉄鍋で炊きたてのごはんを食べると、なんだか不思議と気持ちまで整います。

今日のごはん、何で炊こうかな。

そんなふうに考える余白のある暮らしも、案外悪くないかもしれません。

KAMADOは現在販売されていませんが、似たお鍋があります

ちなみに、今回紹介したKAMADOは現在は販売されていないようです(※2025年4月現在)。
でも、似たように直火でふっくらご飯が炊けるお鍋は、いまも入手できます。

そのひとつが、岩鋳の鋳鉄ごはん鍋(3合炊)
南部鉄器のしっかりしたつくりで、直火もIHもOK。ご飯はもちろん、煮込み料理にも使える頼もしい一品です。

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