北海道の魅力が凝縮された街、小樽。
その中でも特に旬の味覚と歴史、そして絶景が一度に楽しめるのが、毎年開催される「おたる祝津にしん・おタテ祭り」です。
2025年6月7日(土)と8日(日)の2日間、私たち夫婦もこの特別なイベントに参加し、小樽グルメと小樽観光を心ゆくまで満喫してきました!
この記事では、お祭りのメインであるニシンやホタテの楽しみ方はもちろん、お祭り会場へ向かう途中の隠れたパンの名店「赤岩ぱん工房こんがりや」訪問、歴史的建造物「小樽貴賓館 旧青山別邸」や「小樽市鰊御殿」での非日常体験、そして「日和山灯台」から見下ろす息をのむような絶景まで、私たちの小樽ドライブ旅の全貌を徹底解説します。
「小樽旅行を計画しているけれど、どこに行けばいいか分からない」「祝津にしん・おタテ祭りに興味がある」そんなあなたは必見です!ぜひ最後まで読んで、次の小樽旅の参考にしてくださいね。
【1日目】6月7日(土):小樽の歴史と美食を巡るドライブ旅の始まり
1日目は、小樽祝津にしん・おタテ祭りでのニシン堪能をメインに、その道中で小樽の魅力を味わい尽くす旅程を組みました。
朝から大人気!小樽の隠れた名店「赤岩ぱん工房こんがりや」
お祭り会場へ向かう途中、まず立ち寄ったのは赤岩ぱん工房こんがりやさん(Google Maps:〒047-0046 北海道小樽市赤岩1丁目9-24)。
以前、小樽市役所の出張販売でこちらのパンをいただき、その美味しさに感動!
いつか実店舗を訪れたいと願っていた、まさに念願の訪問です。
朝7時開店ですが、私たちが9時過ぎに到着した時には、食パン類は残り一つとなっており、人気ぶりが伺えました。
(小樽市役所食堂を訪れた時の記事はこちら→【5月週末小樽旅】花とグルメを楽しむ!地元満喫コース)
驚いたことに、以前出張販売で購入した私たち夫婦のことを店主さんが覚えていてくださり、温かいお声がけまでいただきました。
こういった心温まる交流も旅の醍醐味ですね。
今回購入したのは以下の4点で、合計638円。
どれも職人さんのこだわりが詰まった逸品で、その日の夜と翌朝に美味しくいただきました。

- バターチキンカレーパン(184円):バター、トマト、生クリームのコクと旨みが凝縮された本格派。揚げてないので、ヘルシー志向の方にもおすすめです。


- コーヒーロール(162円):キリマンジャロを使用したソフトな生地にチョコチップが練り込まれ、口に運ぶたびにコーヒーの芳醇な香りが広がります。


- フランスパン(130円):前日の焼き上がりで割引になっていましたが、薄くスライスして軽くトーストし、夕食のラム焼肉やサラダをトッピングしたら、これがまた絶品!

- クランベリー&レーズン(162円):ライ麦入りのハードな生地にクランベリーとゴールドレーズンがぎっしり。外は程よいハードさ、中はふんわりとした食感で、自然な甘みがジャムのようでたまりません。


庭園の美しさに癒される「小樽貴賓館 旧青山別邸」
美味しいパンをGETした後は、小樽貴賓館 旧青山別邸へ(Google Maps:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目63)。
▶︎(公式サイト)※外部サイト
牡丹・芍薬庭園公開中(2025年5月下旬~7月上旬ごろ)ということで、訪問。
(庭園の入園料は300円)
9時半前に到着したおかげか、まだそれほど混雑しておらず、広々とした庭園をゆっくりと散策できました。







これら以外にも、2025年にはさまざまなお祭りが開催されます。
小樽の神社例大祭について、さらに詳しい情報は小樽観光協会のウェブサイトでご確認いただけます。小樽旅行の時期に合わせて、ぜひ伝統的なお祭りにも足を運んでみてください。





どこからともなく漂ってくるお花の香りに包まれ、心ゆくまで非日常的な空間を満喫。
特に牡丹の花は見頃を迎えており、歴史ある「にしん御殿 旧青山別邸」と「小樽貴賓館」を背景に、色鮮やかに咲き誇る姿は圧巻でした。
芍薬はまだ蕾が多く、これからの見頃も楽しみです。

この記事が、あなたの小樽旅行の計画に役立ち、忘れられない思い出作りのきっかけになれば幸いです。次回の「おたる祝津にしん・おタテ祭り」で、あなたも小樽の魅力を存分に味わってみませんか?
「おたる祝津にしん・おタテ祭り2025」まずは茹でたてタコGET
いよいよ、この日のメインイベントである「おたる祝津にしん・おタテ祭り2025」の会場へ!
小樽水族館の駐車場が無料開放されており、10時前にはスムーズに駐車できました。
お目当ては、用意された焼き台で一尾300円のニシンを自分で焼いて食べる「鰊焼」!
今回で4回目の参加ですが、毎回、焼き立てのニシンの美味しさに感動します。
今年は折りたたみ椅子やテーブル、炭酸水を持参しましたが、なんと会場に椅子が用意されていて助かりました!

鰊焼の提供時間は、11:30、12:30、13:30、14:30の4回。
各時間の1時間前から先着順で整理券(300円/尾)が販売されます。
私たちは11:30の回を狙い、10:20頃から並んで無事に整理券をゲット!
ニシンはボリュームがあるので、我が家は夫婦で1尾をシェアするのが定番です。
整理券購入までの待ち時間には、お祭り会場を散策。
夫の目に留まったのは、その日の朝に獲れたばかりの茹でたてタコ!
漁師さんたちがその場で茹でてくれていて、2足2,500円で購入しました。
帰って計ると850gもあり、その日の夜にはお刺身で堪能し、残りは息子夫婦へのお土産と冷凍保存に。
絶妙な茹で加減で、プリプリとした食感とタコの旨みが最高でした!

雨宿りしながら歴史探訪「小樽市鰊御殿」
鰊焼の提供時間まで約1時間あったので、お祭り会場のすぐ上にある小樽市鰊御殿へ(Google Maps:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目228)。
▶︎小樽市ホームページ ※外部サイト

この日はお祭りの一環で入場料が無料でした。
ちょうど雨が降り始めたので、雨宿りがてらゆっくり見学できたのはラッキーでした。
時折り強くなる雨の音が聞こえてきて、お祭り大丈夫かな・・と不安にもなりましたが、雨の音と木造建築の静けさが調和し、しっとりとした良い時間に。
歴史ある建物の中を巡り、当時のニシン漁の繁栄と人々の暮らしに思いを馳せることができました。




念願の鰊のセルフ炭火焼き!
いよいよお待ちかねの鰊焼の時間!
雨が小降りになるのを待ったので11:30を過ぎてしまい、11:45頃に整理券と引き換えに串刺しのニシンを受け取りました。
用意された焼き場でじっくりと炭火で焼いていきます。

夫に鰊焼き担当をお願いし、焼けるのを待つ間にわたしが会場を巡回。
夫のリクエストの「帆立入り炊き込みご飯のおにぎり」400円を購入。
その横で売られていた「浜の母さんの味:群来太郎丼」400円がどうしても気になり、そちらも購入。
群来太郎丼は食べたことがなく、白ごはんに甘辛いタレを絡めた揚げニシン2切れとネギがトッピングされた丼もので、お店の方のおすすめで置いてあった粉山椒と七味唐辛子をたっぷりかけました。
焼けた鰊をおかずに食べようと買ったおにぎりと群来太郎丼でしたが、美味しすぎて鰊が焼き上がる前には、パクパク食べてしまいました。笑


お目当ての鰊が焼き上がるのにかかった時間は、30分弱。
係の方が用意してくださった炭火加減が絶妙で、マッチョな鰊も焦がすことなく焼き上げることができました。

海の見えるところで食べよう!と少し移動。
ここで持参の折りたたみテーブル(スノーピーク(snow peak) テーブル オゼン ライト SLV-171)が役立ちました!
鰊は中まできちんと火が通っており、身はふっくらと焼き上がっていて、持参の炭酸水とともに美味しくいただきました。

掘り出し物に出会える「旧寿原邸もったいない市」
おたる祝津にしん・おタテ祭りを満喫した後は、旧寿原邸で開催されていた「もったいない市」へ立ち寄りました。
旧寿原邸は、大正時代に建てられた歴史ある建物で、現在は小樽市指定の歴史的建造物として一般公開もされています。
小樽観光協会の公式サイト[おたるぽーたる]にて以下の情報をご覧いただけます。
・建物の詳細(旧寿原邸について)
・「もったいない市」の詳細(もったいない市紹介ページ)
▼旧寿原邸の場所はこちら
Google Maps
〒047-0026 北海道小樽市東雲町8-1
毎年開催されているこのイベントは、私たち夫婦も4年前から訪れており、毎回何か面白い掘り出し物に出会えるので楽しみにしています。




2025年のもったいない市は終わりましたが、この後もいろいろなイベントが企画されているようです。

今年の戦利品は、すべて夫のチョイスで以下の3点!

- 研ぎ石:300円
- 温湿度計:300円
- なわとび・ハチマキセット:300円(孫と遊ぶためだそう)
その日の夕方、夫がハチマキを頭に巻いて二重跳びをする姿には思わず笑ってしまいました。
こんな思い出も旅の素敵な一部になりますね。
【2日目】6月8日(日):絶景と聖地巡礼!小樽の魅力をさらに深掘り
2日目も、前日に引き続き「おたる祝津にしん・おタテ祭り2025」へ。
前日食べ損ねて心残りだった「にしん群来バーガー」が目的です!
リピーター続出!絶品「にしん群来バーガー」

10時半頃に到着しましたが、前日に比べて駐車場は混雑気味。
それでも無事に駐車し、早速会場へ!

お目当ての「にしん群来バーガー」(400円)を2つ購入。
こちらは、お祭り会場からも近い高台にある「ホテルノイシュロス」さんが提供しており、お祭りでは毎回必ずいただいている小樽グルメの一つです。
今回はガトーショコラ(400円)にも惹かれて購入。
LINE登録で、お菓子と紅茶のプチプレゼントまでいただきました!


ここでも持参の折りたたみテーブル(スノーピーク(snow peak) テーブル オゼン ライト SLV-171)が役立ちました!
写真のように大きめの石がゴロゴロあるちょっと足場が悪いところでも、細い脚部分を使ってうまくバランスを取るように設置することができました。
他に「浜の母さんの味:祝津産帆立汁」(300円)と「炭火焼きおタテ」(300円)も夫とシェア。


そして念願の「にしん群来バーガー」!

さすがホテルが提供するだけあって、ボリュームも味も文句なしの◎!
ニシンのフライ、トマト、レタス、パプリカ、そしてたぶんマッシュポテトと、美味しいドレッシングがサンドされていました。
赤いピックの先のバンズの中にある赤いピクルス?のようなものが、味のアクセントになっていて本当に美味しかったです。
海を眺めながら、「こんな美味しいバーガーを作るシェフがいるホテルノイシュロスに、いつか泊まってみたいね」と夫と語り合いました。

石狩湾を一望する絶景スポット「日和山灯台」
おたる祝津にしん・おタテ祭りを満喫した後は、会場のすぐ上にある日和山灯台へ(Google Maps:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目240)。
この日はお祭りの一環として、海上保安庁の航空機の展示飛行が行われ、ちょうど鰊番屋の外の敷地(海側)あたりから見ることができました。
また、日和山灯台の内部が特別公開されていました。



灯台の上からは、石狩湾や日本海の広大な眺望が広がり、遠くには積丹半島や水平線まで見渡すことができます。
おたる水族館や鰊御殿も一望できる、まさに小樽の絶景スポットです。




ゴールデンカムイの聖地「茨木家中出張番屋」
この日最後に訪れたのは、茨木家中出張番屋(Google Maps:〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目165)。
茨木家中出張番屋については、小樽観光協会の紹介ページ(茨木家中出張番屋)でも確認できます。
こちらも、お祭りの一環で入場料が無料でした。
以前から「ゴールデンカムイ」の聖地巡礼の場所だと聞いていましたが、ガイドの方もそのように訪れる方が多いとおっしゃっていました。
部屋の一角には「ゴールデンカムイ」の漫画本も置かれており、数ページしか読んでいませんが、その人気の理由がわかるような気がしました。
夫と二人で「ゆっくり読んでみたいね」と話し、多くの人に支持される作品の魅力を遅ればせながら感じたのでした。




小樽港に停泊する巨大クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に遭遇!
帰路の途中、小樽港第3号埠頭に寄港していたイギリス船籍のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を発見!
小樽港第3号埠頭(Google Maps:〒047-0007 北海道小樽市港町3-1)


まるでマンションのようなその巨大さに圧倒されました。
今年もたくさんのクルーズ船が小樽港に寄港するようで、今後も楽しみです!
(小樽市ホームページ クルーズ寄港情報)
まとめ:2025年「おたる祝津にしん・おタテ祭り」は小樽観光に外せない!
今回の「おたる祝津にしん・おタテ祭り2025」は、私たち夫婦にとって、小樽の魅力を再発見できる素晴らしい2日間となりました。
旬の美味しいニシンを味わい、地元で人気のパンを堪能し、歴史ある建造物や絶景スポットに癒される、まさに五感を刺激される旅でした。
特に、自分で焼くニシンは格別で、来年もぜひ参加したいと夫婦で話しています。
小樽の歴史や文化に触れながら、美味しいものを食べたい方には本当におすすめのお祭りです!
今回ご紹介したスポットの多くは、お祭り会場(小樽市祝津)周辺に点在しているので、小樽観光の際に効率よく巡ることができます。
小樽の夏はまだまだ熱い!2025年開催の神社例大祭も要チェック
「おたる祝津にしん・おタテ祭り」のように、地元に根差したグルメイベントを楽しめるのが小樽の魅力。
それに加えて、小樽の魅力を語る上で欠かせないのが、各地で賑やかに開催される神社例大祭です。
特に以下の3つの神社例大祭は、小樽の三大祭りとされており、見どころ満載です。
- 水天宮(すいてんぐう)例大祭
開催予定:2025年6月14日(土)~16日(月) - 龍宮神社(りゅうぐうじんじゃ)例大祭
開催予定:2025年6月20日(金)~22日(日)▶︎公式サイト - 住吉神社(すみよしじんじゃ)例大祭
開催予定:2025年7月14日(月)~16日(水)▶︎公式サイト
上記以外にも、2025年にはさまざまなお祭りが開催されます。
小樽の神社例大祭については、小樽観光協会のウェブサイトでご確認いただけます。
小樽旅行の時期に合わせて、ぜひ伝統的なお祭りにも足を運んでみてください。
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